2014年10月2日木曜日

シデシャジン 2014野の花百景

キキョウ科シデシャジン属の多年草。
拡大して見てみるとこの花のユニークさがよくわかる。
花柱が飛び出ていることも、花弁が反り返っていることも、
図鑑の説明で納得がいく。
キキョウ科ということは、合弁花である。
花冠は基部から5深裂していて、裂片は反り返っている。
そのため離弁状に見える。
筒型の花弁から飛び出ている花柱は必然的に長い。
例として、ツリガネニンジンの花冠が5深裂して、
裂片が線形にねじれて反り返ると、
シデシャジンになるというイメージです。
久しぶりに図鑑とにらめっこして、
このユニークな花の形が理解できた。
いつもは不思議なこともそのままにして疑問も解けなかったが、
恥ずかしながらやっと分かった。

2014.09.03 長野県

2014.09.03 長野県

2014.09.03 長野県

2014.08.30 伊吹山

0 件のコメント:

コメントを投稿

リンドウ(Rindo)

  以前は山里の田んぼから、川岸まで、 至る所で目にしたリンドウですが、 今年は耕作放棄地の 1 か所の診の出会いです。 寂しい限りです。