2011年8月31日水曜日

シデシャジン 2011 野の花百景

シデシャジンをはじめ、ナンバンハコベ、クサボタン、
秋の野草には独特の形をしたものが多い。
毎年この季節を楽しみに野草探索をしている。
そして目的の花に出会いカメラを向けて繊細な花の姿を覗き込む時の楽しみは、
何物にも変えがたい一瞬です。
全体の花の姿は、平凡だけど、花びらに迫る大写しの姿は、
誰にも負けない個性を発揮しています。
人に例えるなら、見た目よりも、ちょっと踏み込んだ個性を探し出し、
一人一人の良さをほめてあげられるようになりたいと思った一日です。

2011.08.18 長野県木曽町

2011.08.18 長野県木曽町

2011.08.18 長野県木曽町

2011.08.18 長野県木曽町

2011.08.18 長野県木曽町


2011年8月30日火曜日

クサボタン 2011 野の花百景

花に興味を持った頃は見る花すべてがはじめて出会う花です。
名前を覚えることと、何種類の野の花に出会えるかだけの撮影だった。
年を重ね、もう10数年になりますが、
今までに出会った花は約600種ぐらいだと思います。
ブログにアップするようになって一つ一つの花の名前が間違っていないか、
文章もこれでいいのか、図鑑とネットを見ながら猛勉強です。
今回のクサボタン、花の形がユニークで、
又、出会った年月も今から10年も前のことです。
知っているつもりのこの花も、
図鑑を見てはじめて気づくことばかりに驚いています。
この株が、木本なのか草本なのか、又、雌雄異株であること、
花びらと思っていた所が萼片であったり、
まことに自分自身の知識の浅さに愕然としています。
花の色も白に近いものから薄紫色、濃い紫色まで色々です。
これからは一つ一つの花をよく観察して知識を深めたいと思います。

2011.08.18.長野県木曽町

2011.08.18.長野県木曽町

2011.08.25 長野県塩尻市

2011.08.25 長野県塩尻市

2011.08.28 長野県塩尻市



2011年8月29日月曜日

マツカゼソウ 2011 野の花百景

白色で花径4ミリほどの花を多数つける。
草丈は80㎝にもなり、風にそよぐさまは名前のごとく風情があります。
ただ撮影には一苦労させられます。
この花を毎年見ていますが秋を感じさせ、多少でも暑さが和らぎます。

2011.08.10 長野県大桑村 

2011.08.10 長野県大桑村 

2011.08.10 長野県大桑村 

2011.08.10 長野県大桑村 

2011.08.27 岐阜県恵那市

 

2011年8月28日日曜日

ナンバンハコベ 2011 野の花百景

山野の草むらにつる状に枝別れして伸びる多年草
花弁の間が離れていて半曲する。
萼は釣鐘状で全体の姿は独特の形をしている。
なかなかいい写真が取れなくて苦労しています。
201108.14 長野県白馬村 

201108.14 長野県白馬村 

2011.08.18 岐阜県木曽町
 
2011.08.18 岐阜県木曽町
 
2011.08.18 岐阜県木曽町

2011年8月27日土曜日

クロクモソウ 2011 野の花百景

深山の渓流沿いに生える多年草。
この花は、標高約1800メートル、御嶽山の滝のふちに咲いていた。
花径5~8㎜の小さなな暗紫色の花を多数つける。
今回で2回目の出会いだが、この場所のみで見ています。

2011.08.04 岐阜県御嶽山麓

2011.08.04 岐阜県御嶽山麓

2011.08.04 岐阜県御嶽山麓

2011.08.04 岐阜県御嶽山麓



2011年8月26日金曜日

ハッポウタカネセンブリ 2011 野の花百景


10年ぶりの五竜遠見です。
八方尾根のセンブリは、ハッポウタカネセンブリ、
五竜遠見のものは、タカネセンブリ、
の記憶がありましたが、
今回の訪問でハッポウタカネセンブリの名札を見ました。
五竜遠見のセンブリもハッポウタカネセンブリとなりました。
大きな違いは、萼辺の長さが花弁の長さより短い。
花径は、5㎜ほどでタカネセンブリより小さい。
タカネセンブリは萼と花冠の長さがほぼ同長。
図鑑の説明の丸写しですが、違いがよくわかり又、勉強になりました。

2011.08.14 長野県五竜遠見

2011.08.14 長野県五竜遠見

2011.08.14 長野県五竜遠見

2011.08.14 長野県五竜遠見

2011.08.14 長野県五竜遠見


2011年8月24日水曜日

オニシオガマ 2011 野の花百景

栂池自然園には、オニシオガマが大群生しています。
シオガマギクの仲間では一番大きくなる。
大きなものは1mにもなります。
栂池の湿地には旬の時期になると
湿地一面が薄紅色一色になるほど群生します。

2011.08.13 栂池自然園

2011.08.13 栂池自然園

2011.08.13 栂池自然園

2011.08.13 栂池自然園

2011.08.13 栂池自然園



2011年8月23日火曜日

オオキツネノカミソリ 2011 野の花百景

愛知県豊田市の稲武に、
オオキツネノカミソリの自生地があります。
やっと訪問することができました。
30分ほど山を登ったところに斜面一面に咲き誇っていました。
咲きはじめのちょうど良い機会に恵まれました。
葉が夏に枯れて、その後40~50cmの花茎を出し花をつける。
キツネノカミソリの変種で、
違いは雄しべが花より長く突き出していて大型です。
2011.08.15 愛知県豊田市

2011.08.15 愛知県豊田市

2011.08.15 愛知県豊田市

2011.08.15 愛知県豊田市

2011.08.15 愛知県豊田市




2011年8月22日月曜日

ヤマハハコ 2011 野の花百景

キク科の多年草。 山地から亜高山に生える。
よく見かける花だが、雪のような白さの花にはなかなか出会えない。
どんな花にも美しい旬のときがあり、
それぞれの花の美しさに惚れ惚れとしてしまう。
そんな花の一瞬を捉えたくて、野山をさまよっているのかもしれない。
今回も、昔見たヤマハハコの美しさをとらえようと、
挑戦しているのだがうまくいかない。
そこに有る花を最大限生かした写し方があると、よく言われるが、
自分にはまだ出来ていない。早くその域に達したいと思う。

2011.08.11 岐阜県御岳山麓

2011.08.11 岐阜県御岳山麓

2011.08.11 岐阜県御岳山麓

2011.08.11 岐阜県御岳山麓

2011.08.11 岐阜県御岳山麓



2011年8月19日金曜日

ウリカワ 2011 野の花百景

この花も水田雑草のひとつです。
名前の由来もユニークで、
葉がマクワウリのむいた皮に似ているところからついたそうです。
花はオモダカにそっくりですが、葉の違いで区別できます。
農薬を使うようになってから数の少なくなったこのウリカワも、
水田の片隅でひっそりと咲いていました。
稲のためにはよくない雑草でも、
始めて出会ったときの清楚な姿が忘れられません。
細々でもいいから咲き続けてほしいものです。

2011.08.19 愛知県清須市

2011.08.19 愛知県清須市

2011.08.19 愛知県清須市

 

2011年8月17日水曜日

オモダカ 2011 野の花百景

水田雑草のひとつで嫌われ者ですが、
野草愛好家にはめっきり見る機会の少なくなった花です。
長野県白馬へ行ったとき旅館の近くの田んぼにたくさん咲いていました。
雌花と雄花が1本の株に咲き、純白の花びらが田の中でひときわ目立ちます。

雄花
2011.08.14 長野県白馬村

雌花 
2011.08.14 長野県白馬村

2011.08.14 長野県白馬村

2011.08.14 長野県白馬村

2011.08.14 長野県白馬村


シロバナツリフネソウ(Shirobanatsurifuneso)

  ツリフネソウの白花は普通アルビノ品種で 1 年だけの命と云われています。 ここに咲くシロバナツリフネソウは種を飛ばし、毎年ここで咲き続けています。 だから白色であっても模様も付いています。 ここの自生地は、紫色の花より白花が多いとても貴重な場所だと思います。 ...