2020年12月31日木曜日

有難う御座いました。 スイセン


 コロナで暮れた1年でしたが、

皆様に助けられ、多くの初見の花にも出会えた1年でもありました。

有難う御座いました。

また、多くの方に私のブログ「野の花百景」、「ブログ日本の固有植物」に、

お越しいただき、有難う御座いました。

そして、妻への励ましのお言葉、お褒めのお言葉、妻も感謝しております。

拙い写真ですが、皆様のお越しを励みにこれからも頑張ってまいります。

よろしくお願い致します。

来年も皆様にとって幸多きことをお祈り申し上げます。


 

今年最後の花観察は越前海岸に咲くスイセンです。

厳しい日本海の荒波をバックに撮影してまいりました。


妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影







シロバナホザキノミミカキグサ 2020思い出の花29

 初見の花

全国で滋賀県と岐阜県の一部でしか発見されていない珍しい花です。

詳細がはっきりしない花です。

ホザキノミミカキグサの白花でもないようです。

妻の撮影



2020年12月30日水曜日

イヌセンブリ 2020思い出の花28

 初見の花

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

何時かはどこかで会えるだろうと思っていた花です。

偶然、思いもかけず、花友さんに同行していて出会えました。

ただ草刈りに遭ったのか、盗掘なのか、有るはずの株が無くなっていて、

1株のみの出会いでした。

楽しみに待っていましょう。



妻の撮影

2020年12月29日火曜日

イヌトウキ 思い出の花27

 初見の花

日本固有種

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

紀伊半島、四国、九州に咲くせり科の多年草です。

セリ科の植物は同定が難しいが、

56年前に、ここに咲くと教えてもらったことを思い出し、

近辺をうろうろしてみた。

この花がそうだろうとカメラに収め、帰ってから図鑑で確認した。

よく似た花が多いセリ科でも、こんなことで初見の花が増えていく。

薬用になる花のようでした。


妻の撮影

2020年12月28日月曜日

ヤマホトトギス 思い出の花26

 大きな群生地に出会う。

何時も通っている国道からちょっと寄り道してみた。

前から気にはなっていたが今年初めての寄り道でした。

春には水の湧き出る所で、水路を被せるほどのヒメレンゲが咲き、

ヒロハコンロンソウ、山の斜面にはユキザサが咲くところです。

8月の終わりにこの道をのぞいてみました。

川側の道沿いに沿って多くのヤマホトトギスが群生する場所でした。

旬は過ぎていましたが、朝の光に輝くヤマホトトギスに、

多くのシャッターを切りました。

来年が楽しみな場所です。

妻の撮影

妻の撮影




2020年12月27日日曜日

サンヨウブシ 2020思い出の花25

 初見の花

日本固有種

山の斜面に白いトリカブトが目にとまった。

名前もわからず撮っておいた。

調べて見て面白い特徴のサンヨウブシと分かった。

猛毒の多いトリカブトの仲間、このサンヨウブシは無毒ということです。

紫色が多い中、薄い色や白色の近いものも多いようです。





2020年12月26日土曜日

キリシマシャクジョウ 2020思い出の花24

 初見の花

鹿児島県への花観察会でのハプニングでした。

初めて見るシュスランの撮影を終え、近くで小さな花を指さし、

花だろうか、キノコなのかと迷っていたお仲間さんに声をかけ、

ちょうど持っていた400㎜の望遠レンズで覗いてみると、

キノコではなく、夢見ていたキリシマシャクジョウの咲き始めでした。

先生に声をかけ、同定をお願いしました。

間違いなくキリシマシャクジョウであるとのお墨付きに、

大興奮した私たちでした。

近くには、米粒よりも小さな、これから咲きだす白いものが沢山ありました。

1週間遅ければきれいなキリシマシャクジョウに遭えたと残念がった私たちでした。

この日はほかのお仲間さんが初見の花、ヤクシマツチトリモチまで見つけてくれました。

今回の花観察会は本当に有意義な3日間でした。

 

キリシマシャクジョウは、よく似たシロシャクジョウよりも小さく又、

茎が糸のように細いことが見分けのポイントのようです。




2020年12月25日金曜日

シロシャクジョウ 2020思い出の花 23

 花友さんがそっと教えてくれた自生地です。

光がほとんど入らない薄暗い森は不気味です。

そんな場所でも白く輝く神秘的な花が咲くのです。

不思議でたまりませんが、事実なのです。

一度四国で見ていますが、今回は滋賀県での撮影です。




妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

2020年12月24日木曜日

ヒナノシャクジョウ 2020思い出の花 22

 愛知県で見つけた新しい自生地です。

ちょっと足を踏み入れた森の中で、

一面に咲くヒナノシャクジョウにびっくりしました。

まだこんな自然が残っているのかと驚くと同時に、

いつまでも残しておきたいと思った場所でした。

妻の撮影

妻の撮影




2020年12月23日水曜日

ヤクシマヒメアリドオシラン 2020思い出の花 21

 準絶滅危惧(NT

岐阜県に咲く新たな自生地でした。

花友さんのご案内で撮影出来ました。

湧水湿地の周りで、人知れず咲く姿がこの花の特徴です。

いつまでも残しておきたい場所でした。





2020年12月22日火曜日

トンボソウ 2020思い出の花 20

 初見の花

この花も花友さんの御同行で見る事が出来ました。

有り難いことです。

薄暗い林内の湧水湿地で湿り気のある場所でした。

藪漕ぎをしながらの現地は、

決して一人では探すことのできない場所でした。

花は下から咲き上がっていくようで、

どうしても枯れかけた花は映り込んでしまいます。

他のツレサギソウ属の花達とはひと味違う花姿に、

図鑑で調べてみると、独立したトンボソウ属になっていました。

来年は少し早めに訪れ、咲き始めの花を撮ってみたいと思っています。




2020年12月21日月曜日

ナガバノキソチドリ 2020思い出の花19

 キソチドリの変種とされています。

亜高山帯に多いキソチドリと違って、ナガバノキソチドリは低山に多いようです。

標高500m前後の長野県、岐阜県で見ていました。

今年に入って愛知県で初めて観察できました。

薄暗い県道沿いの、湧水湿地の周りで咲いていました。

撮影はしたが、本当にそうなのか心配でネット情報を調べてみた。

多くの情報はなく詳しいことがわかりませんでした。

長野、愛知県で見た私のキソチドリと同じように見えます。

間違いはなさそうです。



妻の撮影

妻の撮影

2020年12月20日日曜日

イヌゴマ 2020思い出の花 18

 初見の花

北海道~九州の湿地に生える多年草です。

今まで出会えていないのが不思議な気がします。

そんな場所に生えているのに。

出会えたのは、長野県の県道沿いの湧水湿地でした。

多くのイヌゴマが群生していました。

高さ50㎝程ですが、中には70㎝にもなる株もありました。

初見の花の多くは突然の出会いが多いです。

妻の撮影





キノクニシオギク(Kinokunishiogiku)

日本固有種 今年最後の花探索はこのキノクニシオギクの咲く伊勢方面です。 花期が年々遅くなり、今年は 12 月 05 日でも満開の花を見ることができました。 人の手が届かない断崖のキノクニシオギクは、野性味たっぷりで見応えありました。