2015年12月31日木曜日

シロバナクサナギオゴケ 2015初見の花19

日本固有種
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
東海地方、近畿地方、関東地方と四国に咲く多年草。
クサナギオゴケの白花品種を云う。
愛知県では、白花が多いようだ。
愛知県に咲くという情報は前から知っていたが、
やっとその機会が訪れた。
登山道脇に咲くこの花は、簡単に見つかった。
薄暗い森の中がこの花の居場所だ。
他の花が咲かないようなところで、出会う花だ。
1か月後に茶褐色のクサナギオゴケを求めて再挑戦をする

2015.05.17 愛知県

2015.05.17 愛知県

2015年12月30日水曜日

季節を間違えたウグイスカグラ 2015野の花百景

日本固有種
普通、春先に咲く落葉低木。
今年は暖かい日が続いた。
春と間違えても仕方がないように思える。
昔、こんな記事を見にしたことがある。
種の保存のため、自分が花を開く温度に近くなると、
一部の花は、季節外れであろうと花を付ける。
また、一斉に咲いているように見えるが、
一部の花は、時期をずらして咲くようだ。
その時、植物にも意思があると、
自然の営みの神秘さに驚いた記憶がある。
そんな知識の中で、花たちを見ていると、
たまらなく愛おしくなってくる。
この日は風も強く、元気いっぱい咲く姿がぼけてしまった。

2015.12.29 岐阜県

2015.12.29 岐阜県

2015.12.29 岐阜県

2015.12.29 岐阜県

アリドオシ 2015初見の花18

常緑低木
白い花は2個ずつ付く。
最大の特徴は、短枝の変化した2㎝にもなる長い刺が有る事だ。
一度は見てみたいと思っていたが、
クサナギオゴケの咲く山で散策中に偶然出会った。
その日は、気分も爽快、
小鳥の声もにぎやかに、気持ちよく登山道を歩いた。

2015.05.17 愛知県

2015.05.17 愛知県

2015年12月29日火曜日

コシノコバイモ 2015初見の花17

日本固有種
越後方面に多い所から名がついた。
初見の花を求めて訪れたのは石川県の医王山。
ネットの情報を頼りに探し回り、やっと見つけた。
一つ見つかると、近辺を探すとよく目につく。
雪解けの遅い木陰にひっそりと咲いていた。
時間をかけ、見つかったコシノコバイモ、
淡緑色が何とも言えない、この花の初々しさを醸し出している。

2015.05.10 石川県

妻の撮影    2015.05.10 石川県

2015年12月28日月曜日

ユキツバキ 2015初見の花16

日本固有種
日本海側の標高3001000mの山地に生える常緑低木。
多雪地帯に適応した幹は、地を這うことが多い。
花は平開する。

2015.05.10 石川県

2015年12月27日日曜日

バイカイカリソウ 2015初見の花15

日本固有種
本州の中国地方、四国、九州に咲く多年草。
帝釈峡へ来たらバイカイカリソウを見なければと決めていた。
最初に見つけてくれたのはやっぱり妻だった。
うれしかった。
川沿いを歩き、復路、あきらめかけていた。
そんな時、「あったよ!!」と妻の声が響いてきた。
木陰に咲く小さな白い花は紛れもなくバイカイカリソウだった。
見慣れているイカリソウとは違い、
本当に梅の花に似た可愛らしさがたまらなく素敵に感じた。

2015.05.02 広島県

妻の撮影     2015.05.02 広島県

妻の撮影    2015.05.02 広島県

妻の撮影   2015.05.02 広島県

2015年12月26日土曜日

ダイセンキスミレ 2015初見の花14

日本固有種
オオバキスミレの亜種という位置付けにある。
オオバキスミレよりも小さく、背丈10㎝前後。
5月の連休に訪れた大山で、
大山の名を付けたスミレには絶対、見てみたいと思っていた。
なかなか見つからないスミレを探してくれたのは妻でした。
いつも妻の手を借りて、感謝しながら散策しています。

2015.05.02 鳥取県

2015.05.02 鳥取県

妻の撮影    2015.05.02 鳥取県

妻の撮影   2015.05.02 鳥取県

2015年12月25日金曜日

サワオグルマ 2015初見の花13

日本固有種
湿地に咲くキク科の多年草。
まだ他の草花が咲きだす前の湿地には、
このサワオグルマ、ノウルシが咲き誇っている。
草花が咲き出し、湖面の湿地が覆われだすと、
ノウルシは真っ先に姿を消す。
そしてこのサワオグルマも後を追うように枯れていく。
/29に咲いていたノウルシは5/5には姿を消していた。
そしてサワオグルマは終盤を迎えていた。
花の命のはかなさを間近に見た思いがして、
好い瞬間の姿を写し出せるよう、
もっと、気を使って撮影したいと思った。

2015.04.29 滋賀県

2015.04.29 滋賀県

妻の撮影  2015.05.05 滋賀県

妻の撮影  2015.05.05 滋賀県

2015年12月24日木曜日

ノウルシ 2015初見の花12

日本固有種
準絶滅危惧(NT)
琵琶湖のノウルシは季節になると湖畔の遊歩道に一面に咲く。
黄緑色に咲く姿は、春の暖かさを満喫したとても見事なものです。
同じ時期に咲くサワオグルマとの共演は今でも目に焼き付いています。

2015.04.29 滋賀県

2015.04.29 滋賀県

2015.04.29 滋賀県

2015年12月23日水曜日

オオイワカガミ 2015初見の花11

日本固有種
イワカガミは高山植物だと、前からそう思っていた。
それが、ネットで情報を得、図鑑を見てみると、
低山に咲くイワカガミが多々あることがわかってきた。
ヤマイワカガミの白い花を見てその美しさに魅入ってしまった。
このオオイワカガミも白い色のものがあると云う。
白い花の咲く滋賀県を訪れてみたいと思っていた。
やっとその機会がやってきた。
登山道脇に咲く白い色のオオイワカガミは、すぐ目についた。
赤い色が常識のイワカガミだが、白い色がものすごく新鮮に見え、
目をみはった記憶がよみがえってきた。
この山は標高600mほど、その登山道の中腹です。

2015.04.25 滋賀県

2015.04.25 滋賀県

妻の撮影    2015.04.25 滋賀県

妻の撮影   2015.04.25 滋賀県

2015年12月22日火曜日

シキミ 2015初見の花10

オオイワカガミの咲く滋賀県の山、
登山道の縁で見かけたのはシキミ。
常緑の小低木です。
直径3㎝ほどと見ごたえのある淡黄色の花は、
線状で独特の趣がある。
一度出会うと、今度は福井県でも見ることが出来た。

2015.03.18 滋賀県

妻の撮影  2015.03.18 滋賀県 

2015.04.12 福井県

妻の撮影   2015.04.12 福井県

2015年12月21日月曜日

トクシマコバイモ 2015初見の花9

日本固有種
アワコバイモとトサコバイモの中間型です。
訪れたときは、時すでに遅し。
まともに撮影できたのはこれ1株のみです。
背丈10㎝前後と小さいことと、花の色が目立たなく、
地味な花ですが、一度出会うと、
その可愛らしさに魅入ってしまう不思議な花だ。

2015.04.22 徳島県

妻の撮影    2015.04.22 徳島県

ヒメフタバラン(Himrfutabaran)

 2度目の訪問ですが。少し遅い時間になってしまいました。 それでも大きな群生に出会えました。 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影