2011年9月30日金曜日

ベンケイソウ 2011 野の花百景

以前、八島湿原を訪れたときに購入した八島湿原に咲く花の図鑑を見ていて、
咲く花の中にベンケイソウという花のあることを知りました。
その中の説明で名前の由来は生命力が強く、弁慶の強さに見立てた名。
という項目に強く引かれ、どうしてもこの花に会いたくなりました。
観光客の少ない日を選んで訪れた日は風も無く絶好の撮影日和でした。
ベンケイソウは生命力が強い花、湿原のどこかにたくさん咲いているのを信じ、
広い湿原を一回りした。
どこにも咲いていなく、あきらめかけてハバヤマボクチの撮影をしていました。
ちょうどそこへ湿原の監視員の方が通りかかり、挨拶を交わし、
ベンケイソウのことを伺いました。
咲いている花は1株だけ。それも終盤に近いこと。 
去年はその近くにもう1株咲いていたが、今年は咲かなかった。
そんな話にがっかりした。近年の花事情をよく表した話だ。
その方も、弁慶のように強い花のはずだが、年々少なくなってゆく。
と、さびしそうに話をされた。
今回の撮影が最後にならないよう祈りながら、来年の訪問を楽しみに待ちたい。

2011.09.15 長野県八島湿原
 
2011.09.15 長野県八島湿原
 
2011.09.15 長野県八島湿原
 
2011.09.15 長野県八島湿原

2011年9月29日木曜日

ツクバトリカブト 2011 野の花百景

トリカブトは、変異が多く同定が困難です。
八島湿原に咲くトリカブトはツクバトリカブトと、どの図鑑もそうなっています。
よってツクバトリカブトとした。
初見の花です。
猛毒を持つトリカブトも、花の姿は美しく、好きな花の1つです。


2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原


2011.09.15 長野県八島湿原

2011年9月28日水曜日

ハバヤマボクチ 2011 野の花百景

初見の花です。
長野県八島湿原で、出会った花です。
オヤマボクチはこの季節よく見かける花ですが、
ハバヤマボクチは図鑑で見ているだけでした。
違いは葉の形が、正3角形に近いハバヤマボクチ、卵心形のオヤマボクチ
と言うことですが今回の撮影で正三角形に近い葉の確認は、できておりません。
次回の訪問で確認したいと思います。


2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011年9月27日火曜日

エゾリンドウ 2011 野の花百景

初見の花、 八島湿原へベンケイソウを探しに訪れました。
9月に訪れるのは初めて。
目的の花は、一株見つけることが出来ました。
この時期、他にはエゾリンドウ、ツクバトリカブト、ハナイカリ、ハバヤマボクチ、
ナガミノツルケマン等が咲いていました。
エゾリンドウはオヤマリンドウに、似ていますが、
オヤマリンドウは、茎の頂に花が付くのに対し、
エゾリンドウは茎の上部の葉腋と茎頂に付きます。

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

 

2011年9月26日月曜日

ツルリンドウ 2011 野の花百景

名のごとく、つる性の多年草です。
8~10月林内にかわいらしい花を咲かせます。
よじ登るものが無いと地面を這っていることが多く、
気に絡んでいるものが少ないように思います。
花の色も白色に近いものからピンク色をしたものまで幅広い感じです。
花径1~1.5㎝。

2011.08.04 岐阜県下呂市

2011.08.27 岐阜県恵那市 

2011.08.27 岐阜県恵那市 

2011.09.14 岐阜県恵那市 

2011.09.19 愛知県設楽町 

 

2011年9月24日土曜日

ヒガンバナ 2011 野の花百景

いつもこの花が咲き始めると秋分の日です。
今年は少し早く咲いたようです。
花が咲く時期には、葉が無く、晩秋に出てくる。
冬を越し、春に枯れてしまう。
ヒガンバナ科のナツズイセン、キツネノカミソリ、オオキツネノカミソリも同様、
枯れる時期が違っても皆、葉と花は別々に出てくる。
最初はなんとなく違和感を感じ、とくに彼岸花の強烈な赤の色に戸惑いを感じた。
毎年この時期に花探索をしていればどこでも出会う花、
出会うたびに赤の色にも慣れてきて、今では花の繊細な作りに惚れ惚れとしている。
日本の花の中でこれほど目に焼きつく赤を見せてくれる花を他には知らない。

2011.09.14 岐阜県恵那市 

2011.09.14 岐阜県恵那市 

2011.09.14 岐阜県恵那市 

2011.09.14 岐阜県恵那市 

201109.17 長野県駒ヶ根市

2011年9月23日金曜日

メハジキ 2011 野の花百景

道端や荒地に生える2年草、
野草の興味を持出してから10年以上たとうとしていますが、
この花に出会ったのはまだ3年前のことです。
1度目が岐阜県流葉の林道沿いで見つけました。
2度目は愛知県新城市の用水路の荒地です。
3度目が今回、、愛知県豊田市の県道沿いに咲いていました。
この花は図鑑の説明どおり道端や荒地に咲く花であることに納得しました。
いつでも出会える花のように思えますが、
なかなか出会えない花の1つです。
葉に特徴が有り、シソ科の仲間同様、花は脣形をしています。
これからは、毎年1度はどこかで出会えそうなそんな気になった1日です。

2011.09.23 愛知県豊田市

2011.09.23 愛知県豊田市

2011.09.23 愛知県豊田市

2011.09.23 愛知県豊田市

2011.09.23 愛知県豊田市

2011年9月21日水曜日

ヤブツルアズキ 2011 野の花百景

豆果の形がササゲに似ています。
8~10月にかけて、野原に生えるツル性の1年草。
食用の小豆はこれを改良したものだといわれています。
黄色の花は1~1.5cmあり、よく目立ちます。
このような野草は、道端の雑草の中に生えているため車に乗って生活している現代では、
なかなか見つけられない花になってしまいました。
たまには車から降りて散歩してみてはいかがですか。
違った世界が見えてきます。

2011.09.08 岐阜県恵那市 

2011.09.08 岐阜県恵那市 

2011.09.08 岐阜県恵那市 

2011.09.10 岐阜県恵那市

2011.09.10 岐阜県恵那市

2011年9月19日月曜日

ノアズキ 2011 野の花百景

よく似た花にヤブツルアズキがあります。
違いは、ノアズキ      多年草 葉の形状はひし形 豆果は広線形
ヤブツルアズキ  1年草 葉の形状卵形 豆果は線形
日当たりのよい野原に自生しています。
つる状。

2011.09.11 岐阜県恵那市 

2011.09.11 岐阜県恵那市 

2011.09.11 岐阜県恵那市 

2011.09.14 愛知県新城市

2011.09.14 愛知県新城市

2011年9月18日日曜日

アキノウナギツカミ 2011 野の花百景

葉はやじり形をしていて茎を抱きます。
名前の由来は、葉にとげがあり、これを使えばうなぎもつかめるという意。
水辺や湿地に生える1年草。
これも花は小さく、2~3㎜ほどです。
よく似た3種類の花の違いがやっと理解できた。
今回は、葉の違いに注目して見分けることができた。
違いがわかれば、花探索をしていても楽しくなり、
素通りしていたアキノウナギツカミも撮影することができた。
2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011.09.15 長野県八島湿原

2011年9月17日土曜日

ミゾソバ 2011 野の花百景

山野の湿り気のある道端、水辺に生える1年草。
普通、群生して薄紅色の花がよく目立つ。
1つの花は、5~7mmと小さいが10個ほど固まって付き、
花びらを拡大してみてみると愛らしい姿が目を引きます。
葉はほこ形をしている。

2011.09.07 岐阜県郡上市

2011.09.07 岐阜県郡上市

2011.09.07 岐阜県郡上市

2011.09.07 岐阜県郡上市

2011.09.07 岐阜県郡上市

ハマアザミ(Hamaazami)

撮り貯めたファイルから   日本固有種 やっと冬の空になってきました。 浜辺では、それでもまだ咲く花が有りました。 ハマアザミです。