ここの群生地、少し盛り上がった林の縁です。
地面につけた花は撮りづらいですが、
目の高さに咲くので気持ちよくカメラを構え、撮影できました。
去年見つけたフガクヤシャビシャク、
日本固有種
フモトスミレに似ているが、咢片が反り返っています。
相違点の一つです。
大きな群生地がなぜか刈り取られていて全滅です。
こちらは渓谷沿いに咲く所ですが、水かさが増したときに、
水に浸かって全滅状態です。
2個の葉の付け根に1個の花を付ける。
いつも下向き咲かせ、いい雰囲気に撮れない難しい花です。
湿り気の多い山地の木陰に生育しています。
このスミレも今まで見てきたどのスミレにも該当しない変わったスミレです。
① 背が高い 花茎は20cmを超える
② 葉身は葉柄より短く、花より高い。
③ 葉は垂直に伸びる
④ 花の色は淡い赤紫色。
17年前から同じ場所で咲き続けています。
渓谷沿いに沢山咲く自生地ですが、
思うような時期に訪れていないようです。
今年は少し早かったようでした。
久しぶりに、懐かしさに浸りながら撮影しました。