2016年12月31日土曜日

ダルマ夕日に感謝を込めて

室戸岬にて ダルマ夕日を撮影


この1年間、野の花百景にお越しいただき有難うございました。
早いものであっという間に大晦日を迎えてしまいました。
自然に咲く野の花、山の花、そして海岸に咲く花まで、
今年も多くの場所を訪れることが出来ました。
特に今年は、四国へ訪れることが多かったと思います。
東海地方と異なり、初見の花を多く観察することが出来ました。
また、多くの自然が残っていることも見逃せない記憶の一コマです。
春に訪れた愛媛県、皿が峰、徳島県の大川原高原、
秋に訪れた徳島県海陽町、阿南市蒲生田岬、高知県室戸岬と、
多くの自然と、多くの花々は、私たちの癒しの一コマとして、
いつまでも思い出として残るでしょう。
また、拙い写真ですが、いつも気に留めていただき、
訪れていただいた皆様にも感謝と、御礼を申し上げます。
来年はまた、齢を一つ取りますが、これを励みに精一杯頑張りたいと思っています。
くる年も皆さま方にとって素晴らしい年でありますようお祈り申し上げます。

2016.12.31

渡 邉 敏 夫 ・ 道 子


2016年12月30日金曜日

シオギク 2016野の花百景

日本固有種
四国の室戸岬を中心に、
高知県物部川から徳島県蒲生田岬までの限られた地域に咲く多年草。
アゼトウナと同じように、岩場が好きな可愛らしい花です。
紀伊半島には、キイシオギク、
千葉県犬吠埼から静岡県御前崎までの海岸沿いに咲くイソギクがあります。
よく似ているが、頭花の大きさがそれぞれ違う。
シオギクが一番大きいが、花数は少ない。

2016.12.08 高知県
妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影





2016年12月29日木曜日

アゼトウナ 2016野の花百景

日本固有種
何度もアップしているアゼトウナです。
海岸の岩場に咲くアゼトウナは、
岩の変化にうまく溶け込み、ついついカメラを向けてしまう。
花期も長く私達をいつまでも楽しませてくれる。

2016.12.08 高知県
妻の撮影

妻の撮影



テリハノイバラ 2016野の花百景

前回訪れたときは、目的の花、シオギクには少し早かった。
その時も撮影している、季節外れのテリハノイバラ。
今度は妻との撮影だ。
やっぱり、きれいに咲き誇っているテリハノイバラが気になったようだ。
それもピンク色の蕾も撮影していた。
ノイバラに比べると大きな花はきれいに咲いていた。

2016.12.08 高知県
妻の撮影

妻の撮影



2016年12月28日水曜日

スイセン 2016野の花百景

福井県越前海岸のスイセンです。
自宅から2時間ほどで行けるここのスイセン、
今回こそ、いい写真が撮りたいと意気込んでいた。
お陰で、旬の花弁、夕日に染まるスイセン、荒波をバックに悠々と咲くスイセンと、
見ごたえある写真が撮れたと満足した

2016.12.21 福井県

妻の撮影    2016.12.21 福井県

妻の撮影   2016.12.21 福井県


2016.12.21 福井県

妻の撮影    2016.12.24 福井県

2016.12.24 福井県


ナワシログミ 2016野の花百景

初見の花
119日の撮影だが、今まで名前もわからず、そのままになっていた。
偶然名前がわかり、今回のアップとなった。
海岸近くに咲く常緑低木。
地味な花色が気になっていた。
花のように見えるのは、萼筒で先は4つに分かれている。
葉にも花にも星状毛があるのが特徴。

2016.11.09 和歌山県


2016年12月27日火曜日

エチゼンカンアオイ 2016野の花百景

日本固有種
カンアオイ属の花はいつもそうだが、
同定が難しく、自信が持てない。
間違っていたらごめんなさい。

2年前から同じ場所で観察している。
他のカンアオイと違うところが最近分かってきた。
どのカンアオイもそうだが、花は地面すれすれで、
地に埋まっていることがほとんどだが、
この花は撮影がしやすい。
どの花も地面より高く顔を出している。
石垣に生えるものも多く、
手を加えなくてもきれいな花を撮影できる。
これが特徴になるかはわからないが、
一つの発見だ。

2016.12.03 福井県



妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

2016年12月26日月曜日

ユキミバナ 2016野の花百景

日本固有種
福井県、滋賀県の限られたところに咲く地域限定種。
雪の降る頃まで咲くといわれている。
さすが12月になると花の数は、めっきり少なくなる。
それでも、探せば所々で見る事ができる。
朝咲いて夕方にはしぼんでしまう1日花だから、
咲いていれば、きれいな花に出会うことができる。
この日は、ほんの数カットしか撮影できなかった。

2016.12.03 福井県


フユイチゴの赤い実が可愛いと妻が撮影。

2016年12月25日日曜日

トサシモツケ 2016野の花百景

初見の花
日本固有種
高知県、徳島県の渓流沿いに生える地域限定種。
母種のイワシモツケより葉が細長く、
ほうき上に伸びる枝が特徴。
花期は春だが、所々で見ることが出来た。

2016.11.20 徳島県

2016年12月24日土曜日

アオヤギバナ 2016野の花百景

初見の花
水かさが増えると浸かりそうな、渓流沿いの岩上に咲く。
アキノキリンソウに似るが、
渓流に咲く花の特有で、アオヤギバナも葉が細くなっている。
旬は過ぎていたが、まだまだ見られる花も多く、
見上げなければ見られない高さに咲く、
きれいなアオヤギバナは、見ごたえあった。

2016.11.20 徳島県



妻の撮影

妻の撮影

2016年12月23日金曜日

ナガバシャジン 2016野の花百景

初見の花
四国の渓流沿いに咲くツリガネニンジンの渓流型と言われている。
急流に耐えるよう葉は、細長い。
旬は過ぎていたが、渓流をバックに咲く姿を写し取っておきたかった。
雰囲気は撮れたと満足した。

2016.11.20 徳島県
妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影




2016年12月22日木曜日

ナカガワノギク 2016野の花百景

初見の花
日本固有種
準絶滅危惧(NT)
徳島県の那賀川の中流域に咲く地域限定種です。
そして、川岸の岩場に咲く珍しい花です。
この花は、写真で見るより、
川岸の岩にへばりつきながら咲くたくましい姿を見てほしい。
話に聞くと、大雨で増水した流れに負けないよう、
又、水に浸かりながら生き耐える力強い性質を持っている
健気な花のようだ。
優しい白い花を見ていると、
そんな逞しさは微塵も感じさせない美しい花だ。
久々に感動を覚える素晴らしい花に出会った。

2016.11.20 徳島県





妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影

妻の撮影
花の終わりに近づくと赤色に変化してくる。
このコントラストもお気に入りだ。

シロバナツリフネソウ(Shirobanatsurifuneso)

  ツリフネソウの白花は普通アルビノ品種で 1 年だけの命と云われています。 ここに咲くシロバナツリフネソウは種を飛ばし、毎年ここで咲き続けています。 だから白色であっても模様も付いています。 ここの自生地は、紫色の花より白花が多いとても貴重な場所だと思います。 ...