日本固有種
別名 ウスギオウレン
奥三河地方は、いち早く春を告げる可愛らしい花が咲き出します。
昨日のセツブンソウに続いて今日はコセリバオウレンです。
野の花を愛する人たちが待ちに待った季節の到来です。
ここに咲くコセリバオウレンは、花の色が淡緑色または、薄黄色と称す、
いつも見慣れている白い色の花とは違っています。
またの名を、ウスギオウレンといいます。
この花はどちらからと云うと寒い地方の雪解けと共に咲き出すイメージがありました。
ここ奥三河で咲く花はコセリバオウレンで通っていたはず。
最近は、この花もウスギオウレンとしてアップする方も増えています。
私たちが、花の名前で迷うのは、
曖昧さの中で名前が付けられている不満にあるように思えます。
ウスギオウレンの名前になった基準は、
花の色が淡黄色をしている、葉は、コセリバ型、セリバ型、キクバ型と、
すべてあてはまるようだ。
また、萼片は細長く、狭く、波打つ。
以上の要件はすべてのオウレンに見受けられます。
オウレンの分類は葉の型で決められているように思いますが、
そこへ色の違いを持ってきたことで混乱しているように思う。
赤味がかったものもあり、ウスギオウレンが咲く所でも白い花も咲きます。
以上のことで、名前の表示の難しさを感じる今日この頃です。
2015.01.24 愛知県
2015.01.24 愛知県
妻の撮影 2015.01.24 愛知県
妻の撮影 2015.01.24 愛知県