2013年12月31日火曜日

2013 初見の花21 カモメラン

絶滅危惧ⅠB類(EN)
長野県木曽地方の林道を車で走っていると、
目に飛び込んできたピンク色の小さな花の群落。
近くで見てみると私にとって、幻のカモメランとの遭遇だ。
カメラを構え、撮影に取り掛かるがあいにくの雨で断念。
明日の朝早く起きてまだ人気のない時間に出かけた。
車が時々通る普通の林道わきに咲いているカモメラン、
花に興味のある人に出会えば持っていかれる心配での早朝出発だった。

ここに咲くカモメランは1株につける花数が、
4個から5個もつけていた
ここは日当たりのよい林道脇、
笹薮がちょうど途切れて、少し湿り気のある50㎝ほどの開けた場所だ。
日当たりのよい環境で成長のよい株がほとんどだった。

2013.06.15 長野県

2013.06.15 長野県

2013年12月30日月曜日

2013 初見の花20 ハマボッス

海辺に咲く花です。
砂地や岩場に咲く2年草。
時間が有ったので車を止めて海岸道理を歩いていたら、
あちらにもこちらにも今は盛りと咲き乱れていました。

2013.05.22 愛知県

2013.05.22 愛知県

2013.05.22 愛知県

2013年12月29日日曜日

2013 初見の花19 エンシュウムヨウラン

日本固有種
愛知県、静岡県の地域限定種。
腐生ランで、葉緑素を持たない。
ムヨウランの変種とされていたが今では独立した種としているようだ。
また地域によって変化が多い。
ムヨウラン、ウスキムヨウラン、ホクリクムヨウラン、キイムヨウラン、
アワムヨウラン等。

2013.05.29 愛知県

2013.05.29 愛知県

2013.05.29 愛知県

2013年12月28日土曜日

2013 初見の花18 イナモリソウ 

日本固有種
シロバナノイナモリソウはいつも見ているが、
ピンクの花を咲かせるイナモリソウは初めての出会いだ。
直径2㎝ほどの波打った花弁が愛らしい。
2度目の訪問は妻も同行。
可愛らしい花に見とれ、妻は微笑みが絶えなかった。

妻の撮影  2013.06.05 静岡県

2013.05.30 静岡県

2013年12月27日金曜日

2013 初見の花17 ルイヨウボタン

名前は知っていたが見るのは初めて。
可愛らしい花です。
ただ周囲に溶け込み、見つけにくい感じです。
この場所はルイヨウボタンの群生地といっていいほど、
沢山の花に出会えました。
林いっぱい、ニリンソウと一緒に咲いていました。
来年も訪れてみたいと思っています。

 2013.05.16 長野県

2013.05.16 長野県

2013年12月26日木曜日

2013 初見の花16 ヒナワチガイソウ

日本固有種
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
四国の一部 茨城県、東京都、千葉県、三重県と、
限られたところの自生地しか知られていない希少種。

今回の四国の花旅は8種類の初見の花に巡り合えた。
所変われば咲いている花の違いにワクワクしながらの撮影が、
ものすごく楽しかった。

2013.05.04 高知県

2013.05.04 高知県

2013年12月25日水曜日

2013 初見の花15 クロフネサイシン

日本固有種
準絶滅危惧(NT)
写真だけを見ているとウスバサイシンと間違えるほどだ。
こちらは背丈12~13㎝と小さいことで違いが分かる。
ウスバサイシンは、雄しべ12個、花柱6個。
クロフネサイシンは、雄しべ6個、花柱3個と違いがある。

妻の撮影   2013.05.04 高知県

2013.05.04 高知県

2013年12月24日火曜日

2013 初見の花14 ミツバテンナンショウ

日本固有種
小葉は3枚、花は葉より上に咲く。
変異の多いテンナンショウ属は地域によっていろいろな形をしている。
四国に多い。

2013.05.02 愛媛県



2013年12月22日日曜日

2013 初見の花13 ヒメエンゴサク

日本固有種
ヤマエンゴサクの変種。
花の数が少ないものを云う。
四国限定の花かと思ったが、
三重県にも有るようだ。


2013.05.02 愛媛県

2013年12月21日土曜日

2013 初見の花12 シコクスミレ

日本固有種
草丈4~5センチと小さめのスミレです。
スミレサイシンの仲間だから距は短い。
ここ皿が峰の登山道にはあちこちに咲いている。
私にとっては、やっと出会えたという感じです。
白色の清楚な感じがします。

妻の撮影    2013.05.02 愛媛県

妻の撮影    2013.05.02 愛媛県

2013.05.02 愛媛県

2013年12月20日金曜日

2013 初見の花11 アワコバイモ

日本固有種
絶滅危惧Ⅱ類(VU
この花も妻が見つけてくれた。
今回の花旅行は妻の意気込みが伝わる場面が非常に多い。
車を止めていざ出発と、足元の草むらに顔を出すアワコバイモを発見。
他の登山客は素通りしてしまうような、10㎝足らずの小さな花です。
それに枯草に埋まってしまうような花の色に、
気づかない人がほとんどです。
こちらは、よく見つけてくれたと感謝いっぱいでカメラを向けた。

妻の撮影    2013.05.03 愛媛県

2013.05.03 愛媛県

2013.05.03 愛媛県

2013年12月19日木曜日

2013 初見の花10 シコクカッコソウ

日本固有種
絶滅危惧(EN)
林道沿いに咲いているシコクカッコソウを発見!
四国、皿が峰に咲くシコクカッコソウは善意の人々に見守られて咲いている。
その場所は妻のリュウマチの足ではたどり着けなかった。
意気消沈の中、何か咲いていないか林道を走っていると、
「あったよ! 咲いてるよ! シコクカッコソウ!」と、妻の大きな声で車を止めた。
林の中に1株、2株と、ここに咲くシコクカッコソウは純自然の花姿をしていた。
ここでも感動のドラマがあった。
突然の出会いに妻の喜びようは半端でなかった。
リュウマチの痛い手で撮ったシコクカッコソウをぜひ見てやってください。

妻の撮影    2013.05.02 愛媛県

2013年12月18日水曜日

2013 初見の花9 ユキモチソウ

日本固有種
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
ユキモチソウとの出会いは劇的だった。
5月の連休に四国へ野の花探索に出かけた。
その日は収穫も少なく、半ばあきらめかけていた。
車のハンドルも重く感じていた。
県道の縁には杉の植林が続いていた。
何気なく目をやったその林に白いものが飛び込んできた。
花の観察をしている勘でそれが夢にまで見ていたユキモチソウだとすぐわかった。
「ユキモチソウだ!」と、大きな声を上げて車を止めた。
まぎれもなくユキモチソウだ。
旬の一番いい時の花姿だ。
森の中の王様のように凛とした姿は神々しかった。
こんな出会いは二度とない。そう思いながら興奮して撮影した。
妻も初めて見るユキモチソウを愛おしそうに撮っていた。
最高の1日になった。

2013.05.03 愛媛県

妻の撮影     2013.05.03 愛媛県

2013年12月17日火曜日

2013 初見の花8 ツルカノコソウ

カノコソウに似た花が咲いていると思いながらカメラを向けた。
ツルカノコソウという花が咲くことは知っていたが、
家に帰って図鑑を見るまでは自信がなかった。
カノコソウより一回り小さな花を付ける。
花の色も少し淡いように思う。
高さ40㎝ほど。
咲いていた場所は湿り気のある木陰だ。
近くには、エイザンスミレ、ミヤマハコベ、ヤマルリソウが咲いていた。

2013.04.17 三重県

2013.04.17 三重県

2013年12月16日月曜日

2013 初見の花7 イワザクラ

日本固有種
絶滅危惧ⅠB類(EN) 
イワザクラ目当ての登山者が非常に多かった。
思っていたより多くのイワザクラに会えた。
この花も例外ではなく、多くの人の手によりこの場所で咲き続けています。
環境を保つことが大事で、出来ればそっとしておくことが必要だと思います。
今回の訪問で一度だけ足を踏み入れましたが、
イワザクラへのささやかな思いやりとして、もうこの場所へは行かないようにします。

2013.04.18 岐阜県

ヒメフタバラン(Himrfutabaran)

 2度目の訪問ですが。少し遅い時間になってしまいました。 それでも大きな群生に出会えました。 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影 妻の撮影