2011年8月7日日曜日

ニッコウキスゲ 2011 野の花百景

この季節、高原の散策で人気の花、ニッコウキスゲ。
この花に異変が起きています。
満開のニッコウキスゲを求めて長野県霧ケ峰を訪れ、びっくりした。
一面に、ニッコウキスゲに覆われた高原はどこへいってしまったのだろう。
聞くところによると、ここも鹿の被害にあって、
ひとつ残らず食べ尽くされている。
尾瀬を訪れたときも、そう。
噂では、櫛形山のアヤメ、、レンゲショウマも被害にあっているそうだ。
増えすぎた鹿の被害はどこまで広がるのだろう。
ここ霧ケ峰も電気柵で囲い、鹿からの被害を避けようと努力している。
そのようなところは、昔の面影を残し、いっぱい咲いていた。
増えすぎた鹿の食料が足りなくなったため,所かまわず食べつくす鹿が悪いのか、
適度に狩をして鹿の繁殖を抑えることがいいのか。
皆で、真剣に考えないと鹿にとっても、人間にとってもいいことでないような気がします。
いい答えを探し、昔の自然をよみがえらせたいと思う一日でした。

柵の中のニッコウキスゲ
2011.07.30 長野県霧ケ峰

2011.07.30 長野県霧ケ峰

2011.07.30 長野県霧ケ峰

2011.07.30 長野県霧ケ峰

2011.07.30 長野県霧ケ峰

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