去年、偶然見つけたアオフタバラン。
初見の花でした。名前もわからずカメラに収めた。
家に帰り図鑑を見た。それがアオフタバランと知りました。
今年はそんなことで、時機を逸しないよう、暦とにらめっこ。
10株ほど咲いていましたが、枯木の下で横を向いている株が多く、
そっと起こして写してきました。
他の場所に葉のみの群落が目につき、気になり、
5日後に再度訪れました。葉だけの群落は今年は咲かないようです。
10株の群落は5株ほど、誰かに倒されたのか無残な姿をしていました。
私が出会う野草たちは、特別な場所ではありません。
遊歩道であったり、登山道であったり、林道、県道といった
誰でも簡単に行ける場所です。
遊歩道の隅に咲いているアオフタバランは、
小さな花に気付く前に踏まれてしまう運命にあるようです。
それと、もっと大事なことは、野草の愛好家の撮影する姿勢だと思うのです。
この花に気付き、撮影される方が全体像を撮りたいがために、
枯れ葉を取り除いてきれいな双葉を取り入れた構図にしたい思いがあるのでしょう。
できれば、撮影が終わった後、
もとのように茎が枯れ葉で支えられている姿に戻しておいていただけると、
無残な姿を見ずに済んだと思います。
日本固有種のアオフタバラン。日本だけでしか見られない花です。
大事に見守りたいと思います。
2012.08.18 愛知県豊田市
妻の撮影
2012.08.18 愛知県豊田市
2012.08.23 愛知県豊田市
2012.08.23 愛知県豊田市
2012.08.23 愛知県豊田市
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