2012年7月31日火曜日

御嶽山 7月の花 野の花百景 山小屋1泊登山 その2


山小屋の朝は早く、5時半の朝食です。
お蔭でご来光を拝み、無事、下山できることを願いました。
朝食後、山小屋の主人に別れを告げ、花探索をしながらの下山です。
今回の登山で初見の花、ジムカデ、ミヤマタネツケバナ、コガネイチゴ、
キバナシャクナゲの4種に出合う事が出来たことが大きな収穫です。

イワツメクサ

ツガザクラ

アオノツガザクラ

コイワカガミ

コマクサ

チシマギキョウ

キバナシャクナゲ
初見の花
高山帯の風衝地に生える高さ10㎝前後の常緑小低木

オオヒョウタンボク


ヨツバシオガマ

コガネイチゴ
初見の花
亜高山、高山帯の林下に生えるバラ科の落葉小低木

ツマトリソウ

コイチヨウラン

キソチドリ



2012年7月30日月曜日

御嶽山 7月の花 野の花百景 山小屋1泊登山 その1


今年の6月で70歳になりました。記念の1泊登山。
本格的な山小屋泊の登山は初めての経験です。
濁河登山口から五の池小屋まで4.2㎞ 標高差約1,000m
5時間かけての初登山は天候に恵まれ、
疲れ以外は目的の花たちにも沢山出会え、
最高に楽しい2日間でした。
年のせいで、標高差1,000mの登山は私の体力の限界を超える厳しいものでした。
途中足がふらつくことが多々あり、今どきの中高年の登山熱を思い起こし、
遭難事故の多さはこの体力の限界に近い厳しさを、
一人一人が過小評価しているところに原因があるように思う。
なんでもない登山道でも一歩間違えれば、足のふらつきによる転倒は、
日常茶飯事に起こりうることをもっと知るべきだと思う。
今回、私は自分の限界を知ることができ、
これからの登山に役立てたいと思っておるところです。
重いカメラを背負っての登山も多くの花たちに出会え、
充実した登山であったことを付け加えておきます。
2012.07.25.26
オトギリソウ

ハナチダケサシ

ハクサンシャクナゲ

ミネズオウ

オンタデ

チングルマ

ハクサンイチゲ

ウラジロナナカマド

ミヤマタネツケバナ
初見の花
高さ4~5㎝ 日本固有種

ミヤマキンバイ

ミヤマダイコンソ

コケモモ

イワベンケイ

ジムカデ
初見の花
ツツジ科、高さ3~7㎝、
茎が針金のように細く伸びたさまがムカデに似ている。
花は茎に1個付ける。

2012年7月29日日曜日

コバノイチヤクソウ 野の花百景


ベニバナイチヤクソウの後にこの、コバノイチヤクソウが、
亜高山の林内に白い花を咲かせます。
直径1.5~3㎝の丸い葉が特徴。

2012.07.14 長野県佐久穂町 

2012.07.14 長野県佐久穂町 

2012.07.14 長野県佐久穂町 

2012.07.25 岐阜県下呂市

2012.07.28 岐阜県高山市


2012年7月28日土曜日

ミズチドリ 野の花百景


日当たりのよい湿地に生えるラン科の多年草。
穂状の花序に白い花を多数つける。
高さ50~90㎝の大きな花です。
この場所は湿地を埋め尽くす勢いでミズチドリが咲いています。
見ごたえがあり毎年訪ねています。

2012.07.11 岐阜県木曽町

2012.07.11 岐阜県木曽町

2012.07.11 岐阜県木曽町

2012.07.11 岐阜県木曽町

2012.07.11 岐阜県木曽町

2012年7月27日金曜日

キツリフネ 野の花百景


山地の湿ったところに咲きます。
標高の低いところでは6月ごろから咲き始め、
順次標高を上げて9月まで見られます。
初めてこの花に出会ったとき、
自然の造形美に驚き、感嘆しました。
細い花柄で吊り下がっている姿の美しさは素晴らしいものがあります。

2012.07.11 岐阜県高山市

2012.07.11 岐阜県高山市

2012.07.11 岐阜県高山市

2012.07.11 岐阜県高山市

2012.07.11 岐阜県高山市


2012年7月26日木曜日

ヤマクワガタ 野の花百景


クワガタソウに比べて標高の高い山地に生える。
背は低く10センチ内外。
茎の毛はクワガタソウより少ないが、葉の毛は逆に多い。
花の径もクワガタソウより小さく、8㎜ほどである。
見分けがつきにくいが慣れてくると、
咲いている標高、花の大きさ等で区別ができるようになります。
今年は、ヤマクワガタによく会いました。
低山でクワガタソウに出会い、その違いが分かるようになりました。

2012.06.03 岐阜県高山市 

2012.06.03 岐阜県高山市 

2012.06.03 岐阜県高山市 

2012.07.04 岐阜県下呂市

2012.07.04 岐阜県下呂市


2012年7月25日水曜日

マイヅルソウ 野の花百景


低山から高山まで幅広く分布する多年草。
この花も花に興味を持つとまず撮影するおなじみの花です。
その割にうまく撮れない花でもあります。
白が艶やかで、緑の中にひときわ目立つ可愛い花です。
高さ10センチに満たない花ですが、林床を埋め尽くす群落は見事なものです。
今年はまだ巡り会っていません。
来年の楽しみにとっておこう。

2012.07.04 岐阜県高山市

2012.07.04 岐阜県高山市

2012.07.04 岐阜県高山市

2012.07.04 岐阜県高山市

2012.07.04 岐阜県高山市


キイイトラッキョウ(Kiitorakyo)

 日本固有種 和歌山県が基準産地です。 今回は、やっと岐阜県のキイイトラッキョウを 見ることができました。 第一印象は、和歌山県のキイイトラッキョウとずいぶん違うのに驚いた。 草丈が小さく,花弁は、半開している。 和歌山県に咲くイトラッキョウは平開した大き...