初見の花
絶滅危惧ⅠB類(EN)
冷温帯~亜高山帯の湿った林内に生える多年草。
小雨の中、林道を走っていると笹薮が途切れた小さな窪みに、
カモメランは咲いていた。
その数、軽く50株は軽く超えるような群落を作っていた。
翌朝、朝から日も照り5時に起きて長野県へ向かった。
日もよく当たり、車の通るような所でこの花に会えるとは考えてもいなかった。
深山の沢沿いで苔が生えていて木漏れ日にピンクの花が輝いている。
そんなイメージを持っていたカモメランです。
一つの株に付ける花は2個が標準のようだが、ここのカモメランは元気いっぱい、
ほとんどが4個。5個付ける健康優良児もいます。
盗掘を免れ、林道の縁で元気に咲くカモメランは奇跡に近いような気がしてなりません。
まだ数は増えるような気がしますが、これ以上増えればよからぬ人の目に触れ、
たちまち盗掘に遭い、全滅する恐れがあります。
どうかいつまでもこの場所で、そっと咲いていることを祈ります。
2013.06.16 長野県
2013.06.16 長野県
2013.06.16 長野県
2013.06.16 長野県
2013.06.16 長野県
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