伊良湖岬で10数年前に出会っていたが、
遊歩道の整備で一時、絶滅したかと思われるほど数が減っていた。
そんなイワダレソウが、また、見る事が出来ると喜んだのは、
去年訪れた時だった。
整備された、花崗岩の岩と岩の間から顔を出しているのを見つけた。
そしてこの日、訪れた時に見た光景は、思いのほか多く咲き誇っていて、
昔を思い出すのに、十分な光景だった。
初めて見た時は、この変わった姿は、とても花とは思われない地味なものだった。
でも、自然の造形美の中で、海辺に咲く花の変わり者として、
とても印象深いものをいつも感じさせてくれる。
そして撮影にも、いつも力が入り、時間をかけて撮っている。
記憶に残る花であってほしいと、陰ながら願っている、そんな花です。
撮影 2018.07.08 愛知県
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