絶滅危惧Ⅱ類(VU)
暖地性の花で、日本では九州が自生地になっている。
三重県の五ケ所湾に咲くハマジンチョウは植栽説もあるが、
海流に運ばれた種子がここで根付いたというロマンを信じたい。
流れ着いて育った場所は湾の中にある小さな島で、普段は見る事ができない。
湾の片隅に咲くハマジンチョウは、いつも見られるようにと植栽された株です。
毎年撮影に訪れていますが、今年は異様な雰囲気でした。
去年の台風による漂流物の発泡スチロールが
ハマジンチョウの根元を覆い隠す勢いで群がっていました。
大きな群落に成長していたハマジンチョウも、
波で倒され、発泡スチロールのごみに埋まり枯れかけていました。
除去する予算もないのか、
粉々になった発泡スチロールは、砂の様に飛び散っていました。
湾の中で養殖しているアオサノリに影響がないのか心配です。
それでもハマジンチョウはきれいな花を多く付けて、
私たちを楽しませてくれました。
この異様な雰囲気を早く解消してほしいと願うばかりです。
2019.02.02 三重県
妻の撮影
妻の撮影
妻の撮影
妻の撮影
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