2022年7月11日月曜日

ムヨウイチヤクソウ(Muyoichiyakuso)

 別名 ヒトツバイチヤクソウ

ベニバナイチヤクソウの変種として扱われています。

イチヤクソウ類は、部分的菌従属栄養植物と呼ばれ、

自分で光合成をし、菌根菌からも栄養をもらっているようです。

特徴は、ベニバナイチヤクソウより花期が遅く7月中旬~8月にかけて咲きます。

また咲く場所が薄暗い林床で、標高も少し低い所です。

今回私が見たところは標高1000mほどでした。

また名前の通り葉が無いか、あっても小さな葉が12枚付くだけです。

花をよく観察してみると、ベニバナイチヤクソウに比べて、

オシベの色がめしべと同じ淡紅色をしています。

ベニバナイチヤクソウのオシベは濃紫褐色で明らかな違いのように思えます。

ベニバナイチヤクソウから独立した新たな種の誕生のように思えました。

去年見た今回の場所では白い色の花もありましたが、

今年は見つけることができませんでした。

妻の撮影   2022.07.09 長野県

妻の撮影   2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県

2022.07.09 長野県    上のを拡大
ムヨウイチヤクソウのオシベは淡紅色

ベニバナイチヤクソウのオシベは濃紫褐色

2021.07.15 静岡県
やはり、オシベは淡紅色をしていました。

2021.07.12 長野県
白色の花

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